ひとつずつこわれていく世界
名探偵コナン劇場版『時計じかけの摩天楼』のEDの曲が、私のウォークマンに入ってる。
さっき、テキトーに再生してたら、これが流れてきてなんとなくまた聞いた。
好きだった先生の誕生日をまだ覚えてる。
私にとってどーだっていいデータになったのに。
この曲をはじめて聞いた時は、コナンを見た時で。
その時はこの曲は、あのストーリーに合わせた歌詞なのかなー、って感じただけで。
でもそれから、この曲は自分の感情が重なるものになった。
先生とにどと会えないことになってから、先生の誕生日でもない日にたまたまこれを聞いた。
それらしい言葉をならべても
伝わることなどはじめからない
いろんな言葉を使って先生と繋がろーとしたけど、でもそれはなんの意味もなかったことで。
ひとつずつ こわれていく世界で
流した涙になんの意味がある
その時、この曲聞いて、ぽろぽろ泣いた。
それから、これを聞いてもヘーキになった時期があったけど、今日また聞くと涙がぽろぽろしてくる。
繋がろーとして一生懸命放つ自分の言葉は、自分の未来になにを繋ぎとめておけるんだろーね。
いつかまた自分がおなじ日を迎えるのわかってて。
それなのに、今、引き返せなくて。
おんなじバカを繰り返す。
ぜったいにおなじ世界にいれない人と、なんで事故のよーに出会っちゃうのかな。
その一瞬の接点さえなければ、ずっと平和に生きれるのにね。
先生と出会って得たものもあるけど。
でも、出会わなければ、今の私はこの曲を聞いて泣くこともなくて。
なんでこんな感情だけが自分の中に残るのかな。
失恋の仕方が私はヘタ。
もっとうまく失恋したい。